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fx-5800Pツール開発
Casio VX-4ポケコン メモリー 128KB化
ネットで公開されている改造例を参考に、カシオ ポケコン VX-4のメモリー(RAM)を交換し、内蔵RAM 32KB + 32KB RAMパック相当に改造した。
これでVX-4がFX-870P + 32KB RAMパック相当に変身した。
残り半分のRAM容量はこのままでは使えないので、バンク切り替えスイッチを付けた。
これでFX-870P(VX-4) + 32KB RAMパックの電卓が2台が手に入った感覚。
使用部品は
128KB RAM 1個 70円
小型スイッチ 1個 25円
ダイオード 2個 10円
抵抗 10Kオーム 2個 10円
すべて秋葉原の秋月電子で購入できる。但し1個では売っていない場合もある。
ネットの情報ではロジックICを使ってるが、ダイオードと抵抗に置き換えた。
これで配線が大幅に少なくなった。
参考 :
ネットの改造例ではAND回路4個入ったロジックICを使用しているが、1回路しか使っていない。
このためICの電源配線や入力端子プルアップ配線が必要になり配線が複雑になっている。
この回路は正論理でAND回路、負論理ではNOR回路として動作しているので、ダイオード2個使ったNOR回路に変更した。
取り合えず増設完成画面
"RAM : 32KB + 32KB"の文字が表示されている。
改造手順
ネット情報を参考に分解した。作業がやり易いように電源ケーブルとブザー配線を半田ごてを使って外し
CPU基板を取り外す。表示ユニットのフラットケーブルを抜く。分解方法はネットを検索すれば発見できる。
いよいよ最大難関、RAMの取り外し
RAMの全ピンに被覆を剥いた電線をピン中をぐるりと巻く
引っ張り上げることが出来るように四隅の電線を上で束ねる。
そしてピンに満遍なく半田を流し込み、全ピンに熱が伝わったことを確認し、ゆっくり束ねた電線を揺らしながら上に引っ張る。
すると、スルッとRAMが動くので上に引っ張り上げると取り外すことが出来る。
火傷するので素手では引っ張らないこと。僕は軍手を使った。
ネット情報では1ピン毎に全ピンを跳ね上げながら外す方法が紹介されているが、これは基板パターンを剥離させる危険性がある。
取り外したRAM
残った半田は、半田吸い取り線を使って取り除きアルコールでヤニ汚れを清掃する。
ここまで来れば、完成までもうすぐだ。写真は清掃前
でも考えたら、再利用する価値のないRAMなので、ニッパで全ピンを切断して、ピン残骸を半田ごてで除去すると安全だと後で気づいた。ただピンを切断する時に基板側のパターンが剝がれないように(無理な力が掛からないように)切断するなどの注意が必要。
写真のとおりRAMのピンが水平になるように前処理しておく
PAD1をオープン、PAD2をショートに変更(写真は変更途中)
いよいよRAM等の半田付け
前処理したRAMを撤去したパターンに注意深く載せ半田付けをする。コツは四隅のどれかのピンをハンダで仮止めし、対角線のピンをしっかりフリントパターンに合わせハンダ付けする。そして残りの全ピンをハンダ付けする。
次にダイオードNOR回路、スイッチ、抵抗を取り付ける。
後はイヤホンコードから抜き取った線を使って配線すると完成
ダイオードNOR回路とRAM CSピンを接続部分が汚れているのは、接着剤
NOR回路全体を接着剤でモールドする途中で、写真を撮っていないことに気づき、慌てて写真を撮った結果。
完成バージョンではNOR回路全体をモールドしている。
RAMパック用CS信号の取り出し
最後に組み立てて完成
ダイオードを使った回路に変更したため、配線が簡単になった。
ニッパでRAMピン切断する手法を使えばより簡単に改造できる。
VX-4ユーザーは是非トライして欲しい。
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[2021/10/07 14:39]
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